【泉人修行の旅】熱湯と極冷の狭間で。コスモス温泉。ここが本当の”ととのいの聖地”だった。

九州八十八湯めぐり

タケルです。

いやー、熱い!でも気持ちいい!

一言でいえばそれだけ。

けれど、その熱さの奥にある“ととのい”の深さは、言葉を超えていた。

宮崎・小林市の名湯、コスモス温泉

ここはただの温泉ではない。

“熱と冷”の交錯が生み出す、奇跡のデトックス空間だ。

データ

名称コスモス温泉
所在地宮崎県小林市南西方1130-79
泉質炭酸水素塩泉(源泉かけ流し)
泉温約42〜45℃(体感は熱湯クラス)
水風呂地下水かけ流し
料金大人500円
特徴高温×極冷の交互浴が至高。

温泉

湯船に身を沈めた瞬間、思わず声が漏れた。

「熱っっ!」

でも、不思議と逃げ出したくはならない。

肌の奥からじんわりと熱が広がり、

その痛気持ちよさが快感に変わっていく。

そして――待ってました、水風呂。

これが、まさに“最高の水風呂”。

透明で、柔らかく、そして冷たい。

何分でも入っていられる。

できることなら、ここを独占したい。

いや、誰にも見つからず一晩中浸かっていたい。

何度も熱湯と水風呂を往復するうち、

最初は恐れていた熱が、次第に心地よくなっていく。

まるで身体が覚醒していくように。

「もう一回だけ」と言いながら、

気づけば何度も繰り返していた。

それくらい、この温泉は“やめ時を失う”。

湯上がりの肌は真っ赤。

鏡を見て笑ってしまった。

“俺、生きてるな”って感じがした。

代謝がどうとか、そんな理屈じゃない。

ただ純粋に、身体が燃えていた。

まとめ

これほど“熱さ”と“冷たさ”を味わえる場所はそう多くない。

設備はシンプル、でも湯の力が圧倒的。

派手なサウナ施設に慣れた人ほど、

ここで原点に立ち返る感覚を味わえるだろう。

コスモス温泉――まさに、サウナと温泉の交差点

熱と冷、水と汗、生と静。

全てがここで一つになる。

ではまた、次回。

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