タケルです。
ONE PIECE ロビン像を横目に、今日の目的地は「どんどこ湯」──
のはずだったが、時間の都合で行き先変更。
辿り着いたのは 阿蘇坊中温泉 夢の湯。
結果的に、ここが大正解だった。
※2月ごろのレポートになります!

データ
| 名称 | 阿蘇坊中温泉 夢の湯 |
| 所在地 | 熊本県阿蘇市黒川1538番地3 |
| 泉質 | ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 |
| 内湯 | 落ち着いた雰囲気の大浴場 遠赤ヒーターサウナ完備 |
| 水風呂 | 地下水かけ流し |
| 料金 | 大人400円 |
| 特徴 | 民家風の素朴な温泉施設。地元民の憩いの場。 |
阿蘇の冷気、ナメたら死ぬ。

サウナ:8分→12分→18分→12分→9分。
5セット。
「阿蘇の水風呂、冷たすぎ」
「阿蘇の外気浴、寒すぎ」
──この2行で全てを語れる。
でも、その“極寒”が、整いを何倍にも濃くしてくれる。
まさに、阿蘇が仕掛けた天然のアウフグース。
90度でも苦しくない、不思議なサウナ。
サ室は約 90℃。
けれど息苦しさは皆無。
包み込むような熱で、下茹でをしても 12分は余裕で耐えられた。
心地よい汗がじんわり流れる。
温泉の 硫黄の香り が鼻を抜け、
「あぁ、阿蘇に来たんだ」と五感が納得する。
キンキンすぎる水風呂、そして地獄の外気浴。
水風呂は、もはや“氷点下サウナ”の一部。
「キンキンに冷えてやがるッ!!!」という言葉がぴったり。
その冷たさに、3秒で感覚が飛ぶ。
外気浴は3分が限界。
阿蘇の冬の風は、肌を切り裂くよう。
それでも、視界に広がる月と山影が幻想的で、
「この一瞬のために来たんだ」と思える。
夜のライトアップが綺麗だった。
破格の420円
湯上がりの硫黄泉はすべすべ。
ほんのり白濁していて、温泉力を肌で感じる。
ロッカー代を含めて 420円。
このクオリティでこの価格は、驚異のコスパ。
地元の常連さんが多く、阿蘇の日常に溶け込んだ空気がまたいい。
もし近所にあったら、間違いなく「行きつけ」になってる。
まとめ
外に出ると、空に浮かぶ月と、阿蘇駅前のウソップ像。

冷たい空気の中で見る光景が、妙にドラマチックだった。
「次は必ずロビン像からどんどこ湯へ」
そう誓いながら、阿蘇の夜風に別れを告げた。



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