【泉人修行の旅】加久藤温泉 田んぼ道にひっそりと湧く、ぬる湯と熱湯のコントラスト

九州八十八湯めぐり

タケルです。

人吉を抜けてえびのへ向かう途中、

田んぼの中にぽつんと現れた一軒の温泉――「加久藤温泉」。

まるで隠れ家のような佇まいに、思わず車を止めた。

データ

名称加久藤温泉
所在地宮崎県えびの市大字西長江浦152 
泉質単純温泉
サウナなし
水風呂なし
料金大人350円
特徴15:00~21:00

大浴場を独り占め

中に入ると優しい雰囲気のご主人が出迎えてくれた。

特別料金で200円で入れました。ありがとうございます。

宿泊も可能で、鯉料理が名物だそう。

開店直後に伺ったので、大浴場はまさかの独り占め!

熱湯とぬる湯のコントラスト

浴場内は洗い場と浴槽2つの昔ながらの作り。

湯はぬるめの源泉。

隣にはしっかり熱い湯船があり、

「ぬる湯」と「熱湯」を交互に楽しむのがたまらない。

じわじわと身体の芯まで温まっていく感覚が心地よかった。

浴室全体にほんのり硫黄の香りが漂い、外から聞こえる蝉の声。

外の風がすっと入り込むたびに、

まるで自然と一体になったような気分になった。

まとめ

静かな湯けむり、誰もいない湯船。

ただ「気持ちいい」以外の言葉が出てこなかった。

えびのの田んぼに包まれたこの小さな温泉、

派手さはないけれど、

「こういう場所が本当の贅沢だ」と思わせてくれた。

名泉でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました