はじめに:えびの高原を巡る泉人修行、3軒目の挑戦
「目指せ、泉人!」を合言葉に、各地の温泉・サウナを巡る修行の旅。今回は宮崎県えびの市にある白鳥温泉 上湯を訪問しました。
この日は、えびの高原周辺のパワースポットを堪能したり、地元の方と触れ合ったりと、ちょっとタイトなスケジュール。でも修行と思えば全然苦じゃありませんでした!笑
そして白鳥温泉 上湯は、この日3軒目のサウナ。実は前の施設(熊本のミフネテラス)でシングル水風呂を体験して、身体はすでにしっかり温まっている状態。「3軒目でちゃんととのえるかな?」という不安もありましたが、結果的にこの施設が一番印象に残る体験になりました。
訪問前にサウナイキタイなどのアプリで調べたところ、白鳥温泉 上湯の口コミはどれも「常連さんが優しい」「初心者向け」というものばかり。これは期待できそう……! そして実際に訪問してみると、その評判が本当だったことを体感できたのです。
今回のレポートでは、人生初の「蒸し風呂」体験と、心温まる常連さんとの交流についてお伝えします。
人生初の「蒸し風呂」体験!しっとり熱気に包まれる至福
白鳥温泉 上湯の最大の特徴は、なんといっても「蒸し風呂」の存在です。
白鳥温泉 上湯の蒸し風呂は、本館とは別の建物にある「地獄のむし湯」。地面から出る天然の蒸気を使った蒸し風呂です。通常のドライサウナが乾いた熱なのに対し、こちらは蒸気の熱で温まるのが特徴。かなり高温になることもあるそうなので、体調と相談しながら入ってくださいね。
正直に言うと、私はこれまでドライサウナ一筋でした。「蒸し風呂って、なんとなく物足りなさそう……」なんて先入観を持っていたんです。でも、その考えは白鳥温泉 上湯で完全に覆されました。
蒸し風呂の扉を開けた瞬間、湿度と熱気がじわ〜っと全身を包み込んでくる感覚。これがもう最高でした。
通常のドライサウナとは異なる、しっとりとした熱が身体の芯まで浸透していく感覚は、まさに新しい体験。肌がカピカピになることもなく、息苦しさも感じにくい。それでいて、しっかりと発汗できるんです。
特に印象的だったのは、熱の「質」の違いでした。ドライサウナの熱は「外から攻めてくる」イメージですが、蒸し風呂の熱は「内側から温められる」感じ。まるで身体全体が蒸籠の中の肉まんになったかのような……いや、例えが雑すぎますね笑。
とにかく、この独特の気持ちよさは言葉では伝えきれません。蒸し風呂未体験の方には、ぜひ一度試してほしいです。
キンキンの水風呂と、常連さんの温かい声がけ
蒸し風呂で十分に発汗した後は、いよいよ水風呂へ。一番熱い場所に座ってしっかり汗をかいた身体に、冷たい水が襲いかかります。
そして驚いたのが、この水風呂の冷たさ!
常連さん曰く、「今日は特に冷たい状態だったそう」とのこと笑。確かに、肌を刺すような冷たさで、思わず「ヒャッ!」と声が出そうになりました。
水風呂に入っていると、常連さんが声をかけてくれました。
「大丈夫? 初めてだと冷たいでしょう」
心配していただいている様子が伝わってきて、なんだかほっこり。「体調悪くならないなら大丈夫ですよ!」と励ましの言葉ももらいながら、じっくりと水風呂を堪能しました。
この日は3軒目のサウナだったこともあり、身体がすでに慣れていたのか、しっかりととのった感じでした。もしかしたら、熊本ミフネテラスのシングル水風呂で鍛えられた成果かもしれません笑。あの極冷水風呂を経験していたおかげで、白鳥温泉 上湯の水風呂も余裕を持って楽しめました。
この瞬間こそが、真のととのい。
蒸し風呂と水風呂のコントラストが生み出す、あの何ともいえない快感。ドライサウナ後のととのいとはまた違う、まろやかで深い余韻が全身を満たしていきます。休憩スペースで目を閉じると、身体の奥底からリラックス感が湧き上がってくるのを感じました。
サウナは「人との繋がり」を感じる場所だった
今回の訪問で最も印象に残ったのは、実は蒸し風呂そのものではありません。それは、常連さんとの温かい交流でした。
初めて訪れた施設で、しかも人生初の蒸し風呂体験。正直、少し緊張していました。「ルールとか分からないし、迷惑かけないかな……」なんて不安も。
でも、そんな心配は杞憂でした。
蒸し風呂の入り方を教えてくれたり、水風呂の温度を教えてくれたり、体調を気遣ってくれたり。常連さんたちの自然な声がけが、初心者の私を温かく迎え入れてくれました。
サウナイキタイの口コミで「常連さんが優しい」「初心者向け」と書かれていた理由が、身をもって理解できた瞬間です。
考えてみれば、昔ながらの銭湯や温泉には、こうした「コミュニティ」としての側面がありました。裸の付き合いだからこそ生まれる、変な壁のない人間関係。白鳥温泉 上湯には、そんな古き良き温泉文化がしっかりと残っているんです。
温泉そのものはもちろん、人との交流や初めての体験が重なって、忘れられない一日になりました。
都会のサウナ施設では味わえない、この「人の温かさ」。地方の温泉施設には、まだまだこうした魅力が眠っているのかもしれません。
まとめ:蒸し風呂が教えてくれた「サウナの本質」
白鳥温泉 上湯での体験を通じて、私は大切なことに気づきました。
サウナとは、単なる発汗施設ではない。
人との繋がり、文化の継承、そして心身のととのい。これらすべてを実現する場所なのだと、改めて感じさせられました。
蒸し風呂という独特なシステムも、常連さんの温かい声がけも、全てが私の「泉人修行」の貴重な一ページになりました。ドライサウナだけがサウナじゃない。水風呂の冷たさだけがととのいじゃない。そんな当たり前のことを、白鳥温泉 上湯は教えてくれました。
人生初の蒸し風呂体験は、想像以上に深い学びをもたらしてくれました。しっとりとした熱に包まれながら、常連さんと言葉を交わす。そんな何気ない時間が、実はとても贅沢なものだったのだと今は思います。
また絶対、必ず、何としても来る!
心からそう思える施設に出会えたことに、感謝しています。
次はどこに行こうかな……。泉人への道はまだまだ続きます。
目指せ、泉人!
ではまた次回!
皆様も、よき温泉ライフを!
📍 施設情報:白鳥温泉 上湯
住所:宮崎県えびの市末永1470
電話:0984-33-1104
営業時間:7:00〜20:00(最終受付)
定休日:第1火曜日
料金:大人500円・小学生250円
泉質:単純温泉
設備:内湯・露天風呂・蒸し風呂(別棟の「地獄のむし湯」)
アクセス:JRえびの駅からタクシーで約15分
※九州八十八湯めぐり公式サイトの情報(2026年4月現在)です。



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